歯根嚢胞 (歯根のうほう)radicular cyst
歯の根の先に何らかの原因でばい菌がたまると、生体は膜を張り防御します。それが歯根嚢胞(歯根のうほう)です。小さい時は自覚症状がほとんどなく、ある程度大きくなってから自覚症状が現れます。これを放置すると、しだいに大きくなり隣の歯を圧迫したり回りの骨が吸収していきます。
歯の根の治療をおこなっても、なかなか膿が止まりません。
最初黄色い膿が出てきますが、 何度根っこの治療をおこなっても透明な液がとまりません。
そこで、歯の根の先と嚢胞を取り出します。
歯ぐきに切開を加え、歯根嚢胞を露出させます。このとき、骨はぺらぺらな状態になっています。
歯根の先端を露出させ、周りをきれいに掻爬します。
歯の根の先端を切除し、歯ぐきを閉じます。
術後、内出血をした場合に唇の表面が紫色になり1週間ほどで黄色くなり10日前後で落ち着きます。手や足を打撲して内出血したときに、黒くなり黄色くなって治っていくような経過をとります。
一年後のレントゲン写真です。↑
レントゲンで歯の周りが白くなり骨が形成されている。
↑歯根嚢胞摘出 4年後
周囲の骨とほぼ同じになっている。
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